ペルー日本人移住120周年・日本ペルー交流年記念シンポジウム
「ペルーの文化遺産保護の最前線-アンデスの黄金、ナスカの地上絵、インカのミイラ-」
【開催趣旨】
本年は、日本人が南米ペルーに移住を開始して120年にあたり、日本、ペルー両国政府は交流年と定めている。この機会をとらえ、過去60年以上にわたり交流を続けてきた考古学分野について、両国の考古学者を招き、近年の発見や保護プログラムについて紹介する。
今日のペルーは、4000年以上の長い歴史を持つアンデス文明が成立した中核地であり、多くの文化遺産が存在する。近年、日本人ばかりでなく、ペルー人の考古学者も、金製副葬品を伴う貴人墓や、世界文化遺産ナスカの地上絵、そしてインカ時代のミイラなどを次々と発見している。しかも発見された遺構や遺物を地域住民とともに守り、活用していくプログラムを進めていることも最近の傾向である。今回のシンポジウムでは、そうした文化遺産とコミュニティとの共生、そして持続的活用を模索する事例をとりあげ、21世紀における文化遺産のあり方を探りたい。
【主催・協力】
主催:国立民族学博物館、文化庁
共済:文化遺産国際協力コンソーシアム、山形大学、金沢大学超然プロジェクト「古代文明の学際的研究の世界的拠点形成」、
科学研究費基盤研究(A)「アンデス文明における権力生成と社会的記憶の構築」(研究代表者 関雄二)
協力:古代アメリカ学会、在日本ペルー大使館
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:2019年12月14日(土)13:00~17:20
場所:東京文化財研究所地下セミナー室 (東京都台東区上野公園13-43)
(2)プログラム
13:00 – 13:20
主催者挨拶・趣旨説明
13:20 – 14:00
基調講演「考古学を通した日本とペルーの文化交流」 加藤泰建(埼玉大学名誉教授)
司会:井口欣也(埼玉大学)
14:00 – 14:50 カルロス・ウェステル・ラ・トレ(国立ブルーニング考古学博物館長)
「チョトゥーナ遺跡とチョルナンカップ遺跡-調査、保存そしてコミュニティにおける価値付け」
14:50 – 15:20 関 雄二 / ダニエル・モラーレス (国立サン・マルコス大学)
「パコパンパ遺跡-金製品の発見と地域文化遺産の保護」
15:20 – 15:40
休憩
司会:関 雄二
15:40 – 16:30
ソニア・エリザベス・ギジェン・オネエグリオ(国立考古学人類学歴史学博物館長)
「レイメバンバ-コミュニティを巻き込んだ博物館活動」
16:30 – 17:00 坂井正人(山形大学)/ ホルヘ・オラーノ(パリ第一大学)
「ナスカ-地上絵の調査、発見そして保存」
17:00 – 17:20
挨拶 井口欣也
【使用言語】 日本語/スペイン語(逐次通訳あり)
【参加費等】一般公開(参加無料/申し込み不要/定員:110名[先着順])
【問い合わせ・申し込み】
国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail:sekiken*minpaku.ac.jp (*を@に置き換え)
<第3回国際マヤシンポジウム>
「異分野融合で見える最先端のマヤ考古学」
【開催趣旨】
異分野融合は昨今の考古学研究において最も重要視されている要素の一つである。過去2回(2016年:於金沢、2017年:於京都)開催された「金沢マヤシンポジウム」でも、文理融合研究は主要なテーマとして取り扱われているし、また岡山大学においても「異分野融合研究拠点の創出」は重要な課題として提言されている。このような情勢を踏まえ、本年12月に第3回の「国際マヤシンポジウム」を岡山大学文明動態学研究センターと名古屋大学高等研究院による共催というかたちで開催する。必ずしも「文」と「理」の融合という従来的な「分野融合」の形式に囚われることなく、言語学との融合で発展する碑文学や壁画の保存研究等も広義の「異分野融合」として捉え、マヤ考古学研究の最先端を包括的に紹介する。国内の専門家はもとより一般の愛好家、国外の考古学界に対しても大きな意味のある会議にしたい。
【主催・協力】
主催:岡山大学社会文化科学研究科文明動態学研究センター、名古屋大学高等研究院
共済:金沢大学国際文化資源学研究センター
後援:おかやま観光コンベンション協会、岡山大学研究協力部、岡山大学大学院社会文化科学研究科
協力:古代アメリカ学会
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:2019年12月13日(金)〜12月15日(日)
場所:岡山大学 津島キャンパス
文法経講義棟2階 24番教室(13日〜14日)
同総合研究棟2階 共同研究室(15日)
(2)プログラム
1日目 2019年12月13日(金)10:30-18:30
文法経講義棟2階 24番教室
10:30-10:45 開会挨拶 岡山大学社会文化科学研究科長
文明動態学研究センター長 釣雅雄
分科会:異分野融合アプローチによる先端考古学:ミューオン透視〜放射性同位体分析
10:45-11:45 森島邦博(名古屋大学)、中村誠一(金沢大学)、市川彰、北川暢子、 久野光慧、眞部祐太、干潟紘太朗、榊原亜美、西尾晃(名古屋大学)
「宇宙線によるマヤの神殿ピラミッドの非破壊イメージング-ホンジュラスのコパン遺跡を対象とした調査研究-」(日本語発表)
11:45-12:45 中村誠一(金沢大学)
「コパン王朝史を解き明かす: 最新調査成果から見た古典期前期のコパン」(日本語発表)
12:45-14:00 昼休
14:00-15:00 市川彰(名古屋大学)
「チャルチュアパからの手紙-C14年代からみた新カミナルフユ編年案とマヤ南部地域
の社会過程の再考-」(日本語発表)
分科会:先端分析技術による石の研究:ヒスイ〜黒曜石
15:00-16:00 飯塚義之(台湾中央研究院/金沢大学)、T・バリエントス、A・サンドバル、P・エストラダ、(デルバジェ大学、グアテマラ)、鈴木真太郎(岡山大学)
「ポータブル蛍光X線分析と走査型電子顕微鏡観察による石材の研究」(日本語発表)
16:00-16:15 休憩
16:15-17:15 青山和夫(茨城大学)
「黒曜石製石器の蛍光X線分析と金属顕微鏡による石器の使用痕分析:グアテマラ、セイバル遺跡の事例研究」(日本語発表)
17:30-18:30 質疑応答
2日目 2019年12月14日(土)10:00-19:00
文法経講義棟2階 24番教室
分科会:考古人骨研究の新たな展開:バイオアーキオロジー
10:00-11:15 キャロライン・フレイワルド(ミシシッピ大学)、 ダグラス・プライス(ウィスコンシン大学)
「メソアメリカにおける同位体、居住の歴史と移民の研究」(英語発表)
11:15-12:30 ベラ・ティスラー (ユカタン自治大学)
「神々に力を:メソアメリカ東部における人身供儀と遺体の儀礼的加工に関するバイオアーキオロジー」(英語発表)
12:30-14:00 昼食&学内見学(岡山大学考古資料展示室)
14:00-15:00 鈴木真太郎(岡山大学)
「古代マヤ文明南西周縁域の広域考古人骨研究:移民と戦争について」(日本語発表)
分科会:広域に渡る考古学:広域レスキュー考古学〜広域ライダー測量
15:00-16:15 エクトル・メヒア(トレクサ社)
「過去を救う:考古研究における重要なツールとしてのレスキュー考古学」 (スペイン語発表)
16:15-16:30 休憩
16:30-17:45 マルチェロ・カヌート(チューレン大学)
「ライダー技術と古典期マヤ低地の集団規模:新たな資料と新たな挑戦」(英語発表)
18:00-19:00 質疑応答
3日目 2019年12月15日(日)13:00-18:30
総合研究棟2階 共同研究室
分科会:古代マヤ世界への招待
13:00-14:15 トマス・バリエントス(デルバジェ大学)
「マヤ考古学史:200年に亘る研究の歴史」(スペイン語発表)
14:15-15:30 ボリス・ベルトラン
(サン・バルトロ-シュルトゥン広域考古学プロジェクト)
「サン・バルトロ遺跡における壁画の発見と保存へ向けた取り組み」(スペイン語発表)
15:30-16:00 休憩
16:00-17:15 フェリックス・クップラト(メキシコ国立自治大学)
「コミュニケーションの考古学:マヤ神聖文字の研究ができること」(スペイン語発表)
17:30-18:30 質疑応答
18:30 閉会挨拶 名古屋大学高等研究院長 周藤芳幸
【使用言語】日本語・英語・スペイン語 (外国語発表には逐語訳あり)
【参加費等】一般公開
【問い合わせ】
鈴木真太郎 ssuzuki*okayama-u.ac.jp (*を@に置き換え)
市川彰 ichiaki5*nagoya-u.jp (*を@に置き換え)
【Web URL】
https://mayaokayama.wixsite.com/3rdmayasimpo
<ペルー・日本交流年およびカハマルカ州における日本考古学調査40周年記念シンポジウム>「過去と現在の狭間で:ペルー北海岸と北高地における文化遺産の調査と保護」
【開催趣旨】
日本ペルー交流年(ペルー日本人移住120周年)にあたる2019年度に、その記念行事の一環として、1979年より40年間にわたってペルー国カハマルカ州で考古学調査を継続し、現地研究者、ならびに地域住民と交流を続けるばかりでなく、対象となる文化遺産の保存と活用に取り組んできた日本調査団の足跡を中心に公開シンポジウムを開催する。これにより、日本・ペルー両国の文化交流をよりいっそう推進させることができる。
【主催・協力】
主催:文化省カハマルカ支局、日本考古学調査団、国立民族学博物館、在ペルー日本大使館、日本国文化庁
共済:文化遺産国際協力コンソーシアム
協力:古代アメリカ学会
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:2019年9月6日(金) 10:15~17:30
場所:カンポ・サント、ペルー文化省カハマルカ支局
(2)プログラム
10:15~10:30
挨拶 ペルー文化省カハマルカ支局長
挨拶 在ペルー日本大使館文化担当官
10:30~12:30
セッション1:カハマルカ文化と北海岸
司会:関雄二(国立民族学博物館)
発表者: 渡部森哉(南山大学) 「ワリ期とインカ期のカハマルカ地方」
カルロス・ウェステル(国立ブルーニング考古学博物館) 「チョトーナ:貴人墓の発見と文化遺産の活用」
ワルテル・アルバ(シパン王墓博物館) 「シパン遺跡の発見とその保護」
12:30~14:30 昼食
14:30~15:30
セッション2:ヘケテペケ谷の考古学
司会:山本睦(山形大学)
発表者: 井口欣也(埼玉大学) 「クントゥル・ワシ遺跡調査と持続可能な文化遺産保護」
鶴見英成(東京大学)/カルロス・モラーレス(文化省) 「ヘケテペケ中流域における調査―ラス・ワカス、モスキート、レチューサス遺跡」
15:30~15:45 休憩
15:45~17:15
セッション3:カハマルカ中北部の考古学
司会:井口欣也
発表者: 関雄二/ダニエル・モラーレス(ペルー国立サン・マルコス大学) 「パコパンパ―14年間の調査と文化遺産保護」
山本睦 「インガタンボ考古学プロジェクト:その軌跡と住民との関係」
キリーノ・オリベーラ(ペルー・アマゾン学術調査協会) 「モンテグランデ―考古学と社会的インパクト」
17:15 挨拶 大貫良夫(東京大学)
【使用言語】スペイン語
【参加費等】なし、申し込み不要
【問い合わせ】
国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail: sekiken*minpaku.ac.jp(*を@に変えてください)
日本ペルー交流年記念展示「日本考古学調査団―カハマルカにおける40年の軌跡」
【趣旨】
日本ペルー交流年(ペルー日本人移住120周年)にあたる2019年度に、その記念行事の環として、60年以上にわたり、ペルーで考合学調査を継続し、現地研究者、ならびに地域住民と交流を続けるばかりでなく、対象となる文化遺産の保存と活用に取り組んできた日本調査団の足跡を中心に展覧会を開催する。とくに、展示会場が位置するカハマルカ州においては、1979年より40年間にわたって考古学調査が継続的に実施されており、節目に当たる本年に展示を行う意義は高い。これにより、日本・ペルー両国の文化交流をよりいっそう推進させることができる。
【主催・協力】
主催:文化省カハマルカ支局、日本考古学調査団、国立民族学博物館、在ペルー日本大使館、日本国文化庁
共催:文化遺産国際協力コンソーシアム
協力:古代アメリカ学会
【内容の詳細】
日時・場所
開催日時:2019年9月5日(木)~2019年12月5日(木) 期間延長の可能性あり
場所:ペルー文化省カハマルカ支局(カハマルカ州カハマルカ市ベレン教会内)
【参加費等】なし、申し込み不要
【問い合わせ】
国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail:sekiken*minpaku.ac.jp(*を@に変えてください)
ICOM京都大会2019開催記念 国際文化資料館第7回研究講座 「国際シンポジウム 中米地域社会における博物館 part 2」
【開催目的・趣旨】
ICOM京都大会2019開催(9/1〜9/7)の翌日に京都外国語大学国際文化資料館研究講座を開催します。昨年10/6に開催しました「中米地域社会における博物館」の第2弾となります。今回は、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラに加えて、ニカラグア、ホンジュラスを合わせた中米五カ国から若手研究者をお招きし、昨年の議論をさらに具体的に掘り下げたいと思います。 ICOM京都大会を契機として、京都外国語大学が中米の博物館と世界の博物館の仲介者として積極的に活動することで、長く継続してきた本学と中米諸国の交流関係をさらに未来に発展させることを目的としています。 また、発表者にはICOM京都大会にも参加して各国の博物館関係者と交流し、中米の博物館研究、博物館活動を広く世界に紹介するとともに、それぞれの国の博物館運営の一助になることを期待しています。
【主催・協力】
主催:京都外国語大学国際文化資料館
協力:京都外国語大学国際言語平和研究所、博物館学芸員資格課程、 京都外国語大学京都ラテンアメリカ研究所
後援:ICOM京都大会2019、古代アメリカ学会
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:2019年9月8日(日)午前10時~午後5時
場所:京都外国語大学452教室(4号館5階)
(2)プログラム
10:00-10:10 開会
司会:南博史(京都外国語大学国際文化資料館館長、京都外国語大学国際貢献学部教授)
10:10-11:00
発表1 アナベラ・コロナド・ルイス氏(グアテマラ・デル・バジェ大学 文化遺産研究科長)
11:00-11:50
発表2 古手川博一氏(ホンジュラス国立自治大学社会科学部人類学科 教員)
11:50-12:40
発表3 ミリアム・メンデス氏(エルサルバドル文化省考古課 研究員)
12:40-14:00 昼食
14:00-14:50
発表4 ハビエラ・ペレス氏(ニカラグア国立博物館 館長)
14:50-15:40
発表5 リズ・ロハス氏(コスタリカ保険公社ヒスイ博物館 学芸員)
15:40-15:50 休憩
15:50-16:50 討論
コメンテーター未定
17:00 閉会式
【使用言語】 日本語・スペイン語(逐次通訳あり)
【参加費等】一般公開(参加無料/申し込み要/定員:50名[先着順])
【問い合わせ・申し込み先】
京都外国語大学国際文化資料館
TEL: 075-864-8741
E-mail: umc@kufs.ac.jp
イベント関連URL:http://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=g5EpxU1w
シンポジウム
「Simposio por el Año de Amistad entre Japón y Perú “Protección del Patrimonio Cultural peruano en el nuevo milenio: Perspectivas y experiencias de investigadores de Perú y Japón” 」
【開催目的・趣旨】
日本ペルー交流年(ペルー日本人移住120周年)記念行事の一環として、60年以上にわたり、ペルーで考古学調査を継続し、現地研究者ならびに地域住民と交流を続けるばかりでなく、対象となる文化遺産の保存と活用に取り組んできた日本調査団の足跡を中心にした公開シンポジウムを開催します。
【主催・協力】
主催: 国立民族学博物館・文化庁・在ペルー日本大使館・ペルー文化省
共催:文化遺産国際協力コンソーシアム
協力:古代アメリカ学会
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:開催日時:2019年8月13日 9:00~18:30
場所:ペルー文化省大ホールおよびチャンカイホール
(2)プログラム
Ceremonia de Inauguración
Hall Principal del Ministerio de Cultura
9:00 am a 9:30
Mesa Inaugural
Saludos del Sr. Ministro Dr. Luis Jaime Castillo Butters
Saludos del Sr. Embajador Sr. Sadayuki Tsuchiya
Saludos del Sr. Representante de Calidda
9:30 a 10:30
Conferencia Inaugural
Conferencia del Dr. Onuki
10:30 a 11:00
Receso / Brindis Inaugural
Simposio por el Año de Amistad entre Japón y Perú
“Protección del Patrimonio Cultural peruano en el nuevo milenio: Perspectivas y experiencias de investigadores de Perú y Japón” Sala Chancay
11:00 a 12:30
Mesa: Sierra Norte
Moderador: Masato Sakai (Universidad de Yamagata)
Ponentes:
Yuji Seki (Museo Nacional de Etnología) / Daniel Morales (Universidad Nacional Mayor de San Marcos)
Las investigaciones y el uso social del sitio arqueológico Pacopampa
Kinya Inokuchi (Universidad de Saitama)
Las investigaciones arqueológicas en Kuntur Wasi y las experiencias de habitantes del pueblo
Eisei Tsurumi (Universidad de Tokyo)/ Carlos Morales (Ministerio de Cultura)
Tembladera: investigaciones en sitios tempranos en el valle medio del Jequetepeque
Walter Alva (Museo Tumbas Reales de Sipán)
Udima y Congona: dos santuarios del Formativo en la Sierra Norte
12:30 a 14:30
Almuerzo
14:30 a 16:30
Mesa: Extremo Norte
Moderador: Yuji Seki
Ponentes:
Atsushi Yamamoto (Universidad de Yamagata)
Ingatambo y la frontera norte del Periodo Formativo
Quirino Olivera (Asociación para la Investigación Científica de la Amazonia de Perú)
Montegrande, arqueologia e impacto social, Jaén – Cajamarca
Mesa: Costa Sur
Moderador: Kinya Inokuchi
Ponentes:
Masato Sakai /Jorge Olano (Université Paris 1 Panthéon-Sorbonne)
Investigaciones en la Pampa de Nasca y Trabajos de Protección en los Geoglifos de Aja
Johnny Isla (Ministerio de Cultura)
Investigación, Cuidado y Conservación de los Geoglifos de Palpa
16:30 a 17:00
Receso
17:00 a 18:30
Mesa: Sierra Sur + Wari
Moderador: Eisei Tsurumi
Ponente:
Yuichi Matsumoto (Universidad de Yamagata) / Yuri Cavero (Universidad Nacional Mayor de San Marcos)
¿Sierra Centro-sur periferia del fenómeno Chavín ? Nuevas evidencias en Ayacucho
Shinya Watanabe (Universidad Nanzan)
Sitios expuestos y sitios enterrados: una consideración sobre turismo arqueológico
Luis Jaime Castillo (Ministerio de Cultura)
Tiempos de Cambio, El Papel de Wari y Cajamarca en el Colapso de las Sociedades Mochicas del Valle de Jequetepeque
Palabras de Clausura
Yuji Seki
【使用言語】 スペイン語(通訳なし)
【参加費等】無料・文化省Webでの登録制
【問い合わせ・申し込み先】
国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail: sekiken@minpaku.ac.jp
国際シンポジウム
「Nuevas Perspectivas a la Formación de Civilización Temprana en Los Andes: Cronología,Interacción,y Organización Social / アンデス文明形成過程をめぐる新たな視角:編年、交流、社会組織 」
【開催目的・趣旨】
イエール大学のRichard Burger教授とLucy Salazar研究員を招聘して、国立民族学博物館において「アンデス文明形成過程をめぐる新たな視角:編年、交流、社会組織」というテーマで国際シンポジウムを開催する。このシンポジウムでは、日本人研究者が国際的に高く評価される研究を行っているアンデス形成期に焦点を当て、近年議論に大きな進展があった編年と地域間交流に関する問題を最新のデータを用いて議論し、社会像の見直しを行う。さらに新たなデータの提示を受けて形成期社会の展開を総体としてとらえるモデル構築に向けての展望を得ることを目指す。
【主催・協力】
主催:
①科学研究費補助金基盤研究(A)「アンデス文明における権力生成と社会的記憶の構築」 (研究代表者:関雄二)
②科学研究費補助金新学術領域研究「古代アメリカの比較文明論」計画研究A03「アンデス比較文明論」(研究代表者:坂井正人)
③山形大学ナスカ研究所 >協力:古代アメリカ学会
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:2019年3月21日(木)午後2時~5時30分
場所:国立民族学博物館第6セミナー室
(2)プログラム
14:00-14:05 Introducción/イントロダクション
Yuji Seki (National Museum of Ethnology)
Masato Sakai (Yamagata University)
14:05-14:25 Las fronteras del fenómeno Chavín/チャビン現象の境界
Yuichi Matsumoto (Yamagata University)
Atsushi Yamamoto (Yamagata University)
14:25-14:35 Preguntas y respuestas/質疑応答
14:35-14:55 Expansión o consolidación ?: La transformación de la sociedad del Formativo Medio al Formativo Tardío en la sierra norte del Perú/拡大かそれとも強化なのか:ペルー北高地の形成期中期から後期にかけての社会変化
Yuji Seki (Museo Nacional de Etnologia)
Nagisa Nakagawa (Universidad de Estudios Avanzados)
14:55-15:05 Preguntas y respuestas/質疑応答
15:05-15:15 Pausa/休憩
15:15-15:35 Reconsideración del fenómeno Chavín: Nueva cronología y síntesis/チャビン現象再考:新しい編年と概括
Richard L. Burger (Yale University)
Lucy C. Salazar (Yale University)
15:35-15:45 Preguntas y respuestas/質疑応答
15:45-16:05 Nasca lnicial como una sociedad del Formativo Final/形成期末期としてのナスカ草創期
Masato Sakai(Yamagata University)
16:05-16:15 Preguntas y respuestas/質疑応答
16:15-16:25 Pausa/休憩
16:25-17:30 Debate final y clausura/最終討議
【使用言語】 スペイン語(通訳なし)
【参加費等】一般公開(参加無料/メールによる申し込み必要/定員:30名)
【問い合わせ・申し込み先】
国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail: sekiken@minpaku.ac.jp
国際学術講演会
「マチュピチュとナスカの地上絵:最新調査からみた世界遺産 (International Academic Conference“Machu Picchu and Nasca Lines: New Researches for World Heritages in the Andes”) 」
【開催目的・趣旨】
この国際学術講演会では、古代アンデス文明を代表する二つの世界遺産であるマチュピチュとナスカの地上絵を取り上げる。両者ともにメディアによってつくられたイメージによって「ミステリー」として扱われることも多く、その学術的な意味が広く知られているとはいいがたい。その一方で21世紀に入って以降、双方において最新の手法を用いた調査が進められている。アメリカ合衆国イェール大学のリチャード・バーガー教授とルーシー・サラサール研究員は現地クスコ大学との協力関係の下マチュピチュ出土遺物の理化学的分析を進めており、これまでの定説を覆す論を展開している。一方で日本では山形大学の坂井正人教授を中心とした学際的なチームが、新たな地上絵を数多く登録し、その役割に関する新たな仮説を提示した。本講演はこのような研究成果の現時点における到達点をわかりやすく提示することをその目的としている。
【主催・共催・協力】
主催:
①科学研究費補助金新学術領域研究「古代アメリカの比較文明論」計画研究A03「アンデス比較文明論」(研究代表者:坂井正人)
②科学研究費補助金基盤研究(A)「アンデス文明における権力生成と社会的記憶の構築」 (研究代表者:関雄二)
③山形大学ナスカ研究所
共催:
①山形大学
②国立民族学博物館
協力:古代アメリカ学会
【内容の詳細】
(1)日時・場所
開催日時:2019年3月16日(土)午後1時~4時05分
場所:山形大学人文社会科学部1号館3階301教室
(2)プログラム
・開会の辞 1:00-1:05
・趣旨説明 坂井正人(山形大学)(5分)1:05-1:10
・坂井正人
「山形大学のナスカ研究:学際的アプローチによる最新成果」1:10-1:40
※休憩 1:40-1:50
・Lucy C. Salazar(イェール大学)
「マチュピチュ:調査の歴史と新たな解釈」1:50~2:50
※休憩 2:50-3:00
・Richard L. Burger(イェール大学)
「理化学的手法で明らかとなったマチュピチュの日常生活」3:00~4:00
・閉会の辞 4:00~4:05
【使用言語】 日本語・英語(通訳あり)
【参加費等】一般公開(参加無料/申し込み不要/定員:200名[先着順])
【問い合わせ・申し込み先】
山形大学人文社会科学部ナスカ研究推進センター
(山形市小白川町一丁目4-12)
TEL: 023-628-4470